「ブーリン家の姉妹」試写会：忘却は川の流れの如く緩やかに：SSブログ

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「ブーリン家の姉妹」試写会　[映画] [編集]

出演：ナタリー・ポートマン、スカーレット・ヨハンソン、エリック・バナ、クリスティン・スコット・トーマス、アナ・トレント、ジム・スタージェス、エディ・レッドメイン、ベネディクト・カンバーバッチ
監督：ジャスティン・チャドウィック
脚本：ピーター・モーガン
原作：フィリッパ・グレゴリー「ブーリン家の姉妹」
音楽：ポール・カンテロン

http://www.boleyn.jp

16世紀イングランド。国王ヘンリー8世には世継となる息子がいなかった。そのため、自分の世継となる男子を産んでくれる愛人を探していた。

そんな時、おじの計らいでブーリン家に国王一行が訪れることになり、ブーリン卿は長女・アンに王と愛人になるよう話す。が気の強いアンにプライドを傷つけられた国王はアンの変わりに看病した心優しい妹・メアリーを見初め宮殿に招き入れる。

父親やおじは富と権力さえ手に入れば、アンでもメアリーでもどちらが国王の愛人になっても構わなかった。しかし国王がメアリーを選んだことで、アンはメアリーに嫉妬し姉妹に亀裂がはいる。

メアリーは国王の子を身ごもり安静の為、隔離されていた。そんな中、アンは国王に近づき、自分の魅力で国王をとりこにする。メアリーは男子を産んだが、ちょうどその時、アンは国王を手中に入れ、メアリーの子は私生児となる。

アンに翻弄された国王はローマ法皇と別離し、王女と離婚し、アンと結婚する。

よくここまでアンの思い通りに運んだよね。国王が女好きすぎるのが原因ではあるけど、翻弄されすぎ。国を変えちゃったんだもん。これでエリザベス女王が誕生したわけだけども、果たしてイギリスの為に良かったのか悪かったのか・・・どうなんだろうね。

しかし女の嫉妬は恐いね。全てが思惑通りになんて、そうそう運ぶもんじゃないでしょ。メアリーに愛は有っても、アンには愛はなかったっぽいな。国王に結婚相手を決められる弟もかわいそうだったし、国王と離婚させられた王妃もかわいそうだし、挙句アンのやること裏目裏目に出てしまったし、金に目がくらんだ父親と叔父が一番の問題かな。