「パコと魔法の絵本」試写会：忘却は川の流れの如く緩やかに：SSブログ

	ブログをはじめるログイン

「パコと魔法の絵本」試写会　[日本映画] [編集]

出演：役所広司、アヤカ・ウィルソン、妻夫木聡、土屋アンナ、阿部サダヲ、加瀬亮、小池栄子、劇団ひとり、山内圭哉、國村隼、上川隆也
監督：中島哲也
脚本：中島哲也、門間宣裕
原作：後藤ひろひと「MIDSUMMER CAROL　ガマ王子vsザリガニ魔人」
主題歌：木村カエラ「memories」

http://www.paco-magic.com

「お前が私を知ってるってだけで腹が立つ。」
大貫さんと名前を出されるだけで、こんな言葉を口癖のように言うわがままな大貫は、とある病院に入院中。ある日、パコという女の子に出会い、勘違いで思わず頬をぶってしまう。しかし、翌日その子にあってもケロリとしてる。逆に「おじさん昨日もパコのほっぺに触ったよね？」と無邪気な顔で質問される。

パコは事故で記憶が1日しか持たない。そんなパコがぶったとはいえ、自分のことを覚えていた。大貫はそんなパコに何かをしてあげたいと思い、パコが毎日読んでいる絵本を入院患者達で劇にしようと思いつく。

パコちゃんが絵本を読んでるとこが超かわいー。「ゲロゲーロ。ゲロゲーロ。ガマの王子はわがまま王子。」この絵本も超かわいーからついつい買っちゃったし。パコの病室もかわいく飾り付けしてあって、他の患者の部屋も見たかった。病院の庭には池があったり花壇があったり、病院事態ちょっと変わってるけど、ていうか医者も看護士も入院患者も全て変わってるんだけどさ。

何より映像の美しさ。この美しさをぜひスクリーンで観てほしい。劇も途中でCGになったりして凄く面白くて楽しかった。木村カエラの曲もかわいいから最後じゃなく劇中で使えばいいのに。

一番のポイントは堀米役の阿部サダヲかな。かなり自由人で面白い。