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「ハピネス」試写会 [映画]

出演:イム・スジョン、ファン・ジョンミン、コン・ヒョジン、キム・ギチョン、ユ・スンモク、リュ・スンス
監督・脚本:ホ・ジノ
原作:ホ・ジノ、キム・ヘヨン「ハピネス」 翻訳:蓮池薫

この作品は、9月27日からシネマート六本木で始まる『韓流シネマ・フェスティバル2008 ラブ&ヒューマン』で上映。ほか全国順次開催。10月3日と4日には、ホ・ジノ監督による「ハピネス」舞台挨拶&ティーチインがあります。

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ソウルでクラブ経営をしながら自由奔放に暮らしていたヨンスはお酒の飲みすぎ、タバコの吸いすぎで肝硬変を患ってしまう。病状が深刻な為、恋人と別れ、クラブも手放して、田舎の療養所<希望の家>で治療することに。

療養所には同じような病気の人達がたくさんいて、結構ゆるい規律の中、夜中にラーメンを食べたり、タバコを吸ったり、ちょっと離れた商店に出かけてつまみ食いしたりと、病気を治しに来てるのに、意志が弱すぎて病気を治せないでいる。

そんな人達の中、ウニという女性は前向きに病気と向き合って、辛いときでも辛い顔を見せずに、治療に励んでいた。ある日、肺がんで療養中の同室患者が病気を苦に自殺してしまう。彼は死ぬ前にヨンスにタバコを貰い、「お前は吸うな。」と助言する。人の死を目の当たりにしたヨンスはウニに死の不安に対する不満をぶつけてしまうが、ウニの優しさに惹かれていく。

長年、病気療養中のウニはヨンスとの幸福な生活を夢見て、同居を申し込む。ウニのひたむきさに心が傾いたヨンスはそれを承諾し、二人の共同生活がスタート。途中隠れてお酒を飲んだりもしたヨンスだったけど、ウニの献身的な世話で病気も治癒し、田舎暮らしも板についた感じだった。

そんな時にヨンスを訪ねて親友と元彼女のスヨンがやってきた。スヨンに「あなたにここは似合わない」と言われ心が揺れ動くヨンス。

幸せに暮らしていた二人に亀裂が入り始める。

ウニはただ幸せに暮らしたいだけなのにね。時間がゆっくり流れて、温和で平和な暮らし。体にも負担が少なく療養するのにちょうどいい。そんな生活が遊び暮らしていたヨンスには耐えられなくなったんだろうか。

「俺から出て行けと言えないから、お前から言ってくれ」だなんて何て身勝手なんだろうね。紅葉した枯葉が舞う道でのウニの悲しみは見てて辛かった。

大切なものを失ってからじゃないと何も見えてこないのか。そんなものなのかな人間なんて。もっと自分を大切にしないと。
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